2012
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神奈川県鎌倉市に所在。東日本旅客鉄道と湘南モノレールの駅で、北側半分は横浜市栄区にかかっている。開業は1888(明治21)年、官設鉄道の駅として。翌年には横須賀線が開業、当駅より分岐。下って1973(昭和48)年には根岸線が全通し、当駅は3路線が連絡、車両基地や工場も隣接して置かれ、県内有数の要衝駅として現在も機能している。湘南モノレールの開業は1970(昭和45)年で、当駅が起点。また1966(昭和41)年にはドリームランドへのモノレール線(ドリーム交通)も開業したが、安全性に問題があるとしてわずか1年5ヶ月で運行休止、正式に廃止となったのは2003(平成15)年のことだった。
開業当初の当駅の正面は西口側で、1925(大正14)年に関東大震災復旧工事の際に改札口が設けられた。1992(平成4年)に駅ビル「ルミネウイング」がオープン。市内最大の繁華街はこちら東口より展開する。
【最新】県道のルミネ前より横浜市側を見る。
砂押川を越えると横浜市栄区となる。
【最新】東口駅北側へ少し離れた場所にある
バスターミナル。なんか、すっかり変わったなあ(笑)
西口には柏尾川が並行して流れ、藤沢市内で境川に合流し江ノ島付近で相模湾に流れ込む。開業時はこちら西口側に駅本屋が置かれ、駅弁で有名な大船軒もこちら西側に所在。西口のバス発着場は柏尾川の対岸に置かれ、写真のように屋根付きの連絡通路で到達する。
【最新】柏尾川にかかる大和橋を対岸より。
ホーム、線路を挟んで東口の駅ビルが見える。
2006年供用開始の笠間口(北口)。 マンション建設の著しい 駅北側の需要にあわせ設置。 ヤマダ電機の入るISETANグランシップ(写真当時はOH!PLAZA)の 第二のバスターミナルが目の前。
【最新】橋(大東橋)の横浜市側から笠間口を見る。
跨道橋はそのままグランシップへ直結する。
南改札は前出の東西出入口をのぼっていたる橋上駅舎内にある。JRの一日の乗車人員は77,670人(2021)で、コロナ禍以前の2019(令和元)年は98,926人。じつに2万人減となっており、今般のパンデミックの凄まじさが数値化された、顕著な例のひとつとなっている。
南改札内より、駅ナカ商業施設群のある南北連絡橋を進むと、北改札のコンコースへいたる。北改札は2006(平成18)年開設、横浜市栄区側の住民運動により設置された。現在は大型の商業施設「LIFE GRAN SHIP」や、東口の北側バスターミナルなどへの利用客に利用される。
【東日本旅客鉄道 東海道本線】 東京--有楽町--新橋--浜松町--田町--高輪ゲートウェイ--品川--大井町--大森--蒲田--川崎--鶴見--新子安--東神奈川--横浜--保土ケ谷--東戸塚--戸塚--大船--藤沢--辻堂--茅ケ崎--平塚--大磯--二宮--国府津--鴨宮--小田原--早川--根府川--真鶴--湯河原--熱海--(函南)