2012
2017*1
※画像はクリックで拡大します。
駅名標
神奈川県鎌倉市の代表駅で、東日本旅客鉄道と江ノ島電鉄の駅。開業は1889(明治22)年で、この年は官設鉄道が新橋~神戸間全通し、大船~横須賀間も開業となった。この両線はのち東海道本線、横須賀線と命名され現在に至る。江ノ電駅はもともと離れた場所に設置され、駅名も異なっていたが、1949(昭和24)年に現在地に移転してきた。
*1「関東の駅百選」選定駅。
駅東口のようす
東口のメイン駅舎は三代目で、1984年に改築された。特徴ある三角屋根の時計塔は二代目のものが西口広場に移設されている。
休日で賑わう東口駅前。
東口発着バスは江ノ電と京急。周辺観光地や三浦半島をカバー。堺市行きの高速バスもこちら。
江ノ電バスには遠く 上大岡駅行きも。
東口は「表口」とも。券売機付近。改札口が中央奥に。
2003
駅ビル「CIAL鎌倉」は2007年
開業なので、それよりも以前。
外観は、まああまり変化なしか。
東改札口、コンコース
JRの一日の乗車人員は43,183人(2019)。その20年前の1999(平成11)年は37,509人で、20年で約5千ほど増加している。鎌倉、江の島周辺の道路事情を考えると、この数字は上がりこそすれ、減ることはないと思われる。こちら東口から江ノ電乗車時の入出場も可能となっている(ただし繁忙期は除く)。
東口の改札口を改札外からGoogleストリートビューで。
*1改札内より改札口。
*1撮影は2017年7月。この年3月に改装が行われた直後。武家文化を持つ鎌倉らしく「質実剛健、素朴さ」がコンセプト。だってさ。
東口は「表口」とも。券売機付近。改札口が中央奥に。
*1ひとつ上の写真を半地下エリアから撮影。
ホームからのEVも右に見える。
*1ちょうどホームと線路の真下。通路を進むと西口改札へ。線路はこの部分のみガーター橋が用いられる。
改装前はこんな。
駅西口、改札口(JR)
地元では、東口が「表口」と呼ばれるのに対し、「裏口」「裏駅」と呼ばれる。市役所などの行政機関は西口側にあるのだが・・・。西口は二代目駅舎完成時の1916(大正5)年に開設。
大船方の東西を結ぶ地下道。1968年完成でとても便利。
西口駅舎。左JR駅舎は1930年、右江ノ電駅舎は1981年開設。ともに二代目とのこと。
西口発のバス路線はなく、 着は駅前だが発は市役所前より。
こちら西口のJR券売機。写真奥に江ノ電の券売機。
正面はJRの西口改札。 改札内を右へ進むと 江ノ電との連絡改札がある。
改札内コンコースより西口改札を見る。市役所、税務署など行政機関が集中しているが、観光スポットは駅周囲にはない。
【最新】西口の広場には東口の二代目駅舎の
時計塔が移設されている。
ホーム(JR・島式1面2線)
ホームは島式の1面2線で、15両編成に対応するため長大。上下線外側に1本づつ、留置線を持ち、臨時列車の運行に対応できる。
ホームへのエスカレーター、 階段をあがる。大船方向。
ホームは島式1面2線。左2番で上り大船方面、右1番で下り久里浜方面。ホームやや久里浜方より大船方向を撮影。
2番ホームは上り大船方面。やや久里浜寄りから 久里浜方向を撮影。
2番ホーム中ほどより
西側の江ノ電駅の駅舎を。JR駅が土盛りのやや高い位置にあるのに対し、江ノ電駅は地平にある。
*12番ホーム中ほどより 大船方向を撮影。左は 江ノ電駅の駅ビル。
2番ホームの大船寄りから 久里浜方向を見る。
かわって1番ホームは下り久里浜方面ホーム。久里浜方ホーム端近くより久里浜方向。
1番ホームの中間部より 久里浜方向を撮影。
1番ホームの やや久里浜寄りより 大船方向を撮影。いわゆる 「ジョイフルトレイン」も 数多くやってきて、運行時間まで 留置線で過ごし、発車を待つ。
上り大船方面
次駅は北鎌倉で2.2km北。車でこの近辺に来て駐車しようとする場合、コインパーキングは西口側なら空いているかもしれない。しかし観光スポットは東側に集中しているので、この踏切は観光客によく使われる。
上下留置線 ともども踏切を越える。
下り久里浜方面
次駅は逗子市に入り逗子で3.9km先。逗子では編成の増解結が行われ、思わぬ長時間停車にハマることもある。
この先、大きく東に進路を変える。残念ながら海はまだ見えない。
その1:東日本旅客鉄道 横須賀線
その2:江ノ島電鉄 江ノ島電鉄線