酒保開ケ。WEB

レビュー選定駅 終着駅

  • 東日本旅客鉄道 横須賀線

衣笠(4.6km)当駅

<駅DATA>
所在地神奈川県横須賀市
開業1944(昭和19)年
乗車人員(日)4,958人(2020)
駅構造地上駅
ホーム1面2線
<撮影DATA>
登録##00010
撮影日2012/5/27
区分
撮影枚数53

2012

※画像はクリックで拡大します。

 駅名標

神奈川県横須賀市に所在。東日本旅客鉄道・横須賀線の終着駅。開業は戦争たけなわの1944(昭和19)年、横須賀線の横須賀~久里浜延伸時。駅構内にはJR東日本・横浜支社総合訓練センターがあり、電留線も複数かかえて最大9編成を留置できる広さを持つ。

平日休日問わず、日中は閑散としているが。

 駅舎

開業当時からの駅舎は一見、二階建てのように見えるが、 天井の高い平屋造り。駅前に商業施設は薬局などわずか。

京急久里浜駅に隣接する駐輪場から駅全景を撮影。隣接する京急駅との差は歴然。

お花畑?ではないのだろうが、2022年現在も空地の状態。

現在は紺に塗られた屋根とベージュの壁だが、この当時は水色屋根とライトグリーンの塗装。

平作川/衣笠側から駅前と駅舎のようすを撮影。かなり余裕のある駅前ロータリーで、バスも周辺に路線網を持ち、次駅衣笠までの長い駅間4.6kmを補完する。

京急駅側から出入口付近を撮影。圧倒的に当駅との差をつける京急駅だが、じつは開業もむこうが2年早い。

駅舎出入口付近を撮影。みどりの窓口、駅コンビニ、証明写真サービスなどとりあえずひととおり。

 駅舎内、改札口のようす

改札口は駅舎内の1ヶ所。一日の乗車人員は4,958人(2020)。1995(平成7)年には8千人以上を数えていたが、20年で2千人ほど減少した。隣接する京急久里浜駅とは4倍近い数の開きがあり、駅周辺は終日、閑散としている。

改札口を改札外より撮影。

改札内より改札口を撮影。 

ホームへいたる跨線橋への階段。エスカレーターが跨線橋のみの階段に併設されているのは珍しい、か。 

EVはこの位置。 前葉の左奥にある。

 ホーム(島式1面2線)

島式のホームは11両分の有効長を持つ。 写真は約10年前のものだが、ホームには上屋は跨線橋付近に一部かかるのみで、現在も当時と変化はない。駅構内にはJR東日本の訓練センターが併設されており、訓練車が終日留置されているのを確認できる。

ホーム終端部付近より駅舎、横須賀方面。 

開業当時からのものだろうか、旧跨線橋が残されていた。 

横須賀方ホーム端近くより駅舎、終端部に向かい撮影。

横須賀方のホーム端に向かい撮影。ホームの有効長は11両分だが、大半に上屋がかからない。

横須賀方 ホーム端より駅舎、終端部に向かい。9本もの電留線を持つ。そのさらに右奥に訓練センターを置き、構内の広さを有効に使っている。でもがらんとしているが(笑)

ホーム中間部付近やや終端部寄りより 横須賀方面。こちら2番ホーム、向かいが1番。

2番ホームに 停車中の上り電車。電車は朝夕は毎時4~5本だが日中は3本の20分ヘッド。車両も付属編成の4両が充当される。

2番ホームより向かいの電留線を撮影。

 上り大船方面

次駅は衣笠で4.6km先。単線区間で最高速度も65km/hでのんびりと進む。

「終着駅」の雰囲気を存分に味わえる、首都圏の数少ない駅のひとつ。 

 「その先」の引き上げ線

線路はその先も続く。西側の電留線に留置された電車がホーム、本線へ戻るさいは、「その先」の線路に進んで進行方向を転換する。

跨線橋より京急久里浜方面を俯瞰する。線路はその先に続く。

この先へ進み、次葉の踏切(2ヶ所)上に停車、運転士が車内を移動し運転台を変更する。

いったん引き上げ線上に停止、方向転換して
戻るが、その間踏切はしまったまま。

  空中写真より

1947
(国土地理院 地図・空中写真閲覧サービス USA-M46-A-7-2-165を加工)青部分が当駅。当時は「終着駅」だった京急の久里浜駅もすぐ隣りに見える。京急駅周辺はすでに家屋が密集し市街を形成しているが、当駅周辺は空き地ばかり。それは70年経った現在もさして変化はない。

 Google Map

※地図をクリックすると左上のラベルが消えます。


【東日本旅客鉄道 横須賀線】大船--北鎌倉--鎌倉--逗子--東逗子--田浦--横須賀--衣笠--久里浜

TOP▲


main▲