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衣笠

きぬがさ Kinugasa

衣笠駅 衣笠駅

  • 東日本旅客鉄道 横須賀線

横須賀(3.4km)当駅(4.6km)久里浜

<駅DATA>
所在地神奈川県横須賀市
開業1944(昭和19)年
乗車人員(日)6,475人(2020)
駅構造地上駅
ホーム1面2線
<撮影DATA>
登録##00011
撮影日2012/5/27
区分
撮影枚数46

2012

※画像はクリックで拡大します。

 駅名標

神奈川県横須賀市に所在。東日本旅客鉄道・横須賀線の駅。開業は戦時中の1944(昭和19)年、横須賀~久里浜間延伸開業時。戦中に海兵団、機関学校、航空隊などが設置された武山方面へのアクセスを指向し、当駅より京浜電気鉄道(現京浜急行)による鉄道の敷設も計画された(武山線)。なお町名としては「きぬかさ」と濁らないが、駅名は「きぬがさ」。

諸説あるが日本海軍の巡洋艦「衣笠」は 、当駅南側すぐの衣笠山からの命名。

 駅舎

開業時からの駅舎は隣駅の久里浜同様のデザイン。

駅舎全景、と言いたいところだがタクシーが多数駐車中でちょっと残念。 

 駅東側にパチンコ屋と西友。次駅久里浜よりははるかに栄えている駅前。

駅舎出入口付近。2015年より早朝は無人化。 駅出入口には右にコンビニ、 見切れているが左には 中華料理屋がある。

駅前は大きな駐車場になっているが 、60年くらい前の空中写真を見ても、複数台のバスが整然と並んでいるようすが窺える。

ホームから駅舎裏側を見てみる。 

駅前の道路は県道27号「衣笠通り」。
通りに面して「衣笠厄除地蔵尊」も駅敷地内。

 駅舎内のようす

一日の乗車人員は 6,475人(2020)で、コロナの影響のない2019年のデータでは8,369人だった。1995年には11,558人だったので、少しづつ目減りし続けて現在にいたる。

改札外より改札口。 

逆に改札内より改札口を見る。 

ホームへは地下道を進む。1番線の下を通り島式ホームに上る。 

ホームへの階段の半分の幅を使ってEVが増設されている。古い駅構内にあって巧みに構造物を増設・配置してある。 

ホーム(島式1面2線)

ほぼ直線のホームの有効長は11両分。 

駅舎側「が1番ホームの下り久里浜方面、左のホームが2番で上り大船方面。久里浜方より大船方面を撮影。 

2番ホーム久里浜方寄りより大船方面。駅南側(左)に出入口はない。 

 1番線久里浜方ホーム端より駅舎、大船方面を撮影。

左1番、右2番ホームをやや大船方より久里浜方向。ホーム上屋はこの当時、ホーム中央部分1/3にしかなかったが、現在は ホーム全体をカバーしている。

大船方ホーム端近くより久里浜方向。 

  下り久里浜方面

次駅は4.6km先に終着駅久里浜。この先すぐに単線になり最高速度65km/hで県道と並走、終着駅へといたる。

  上り大船方面

次駅は3.4km先に横須賀。うち2kmは線内最長の横須賀トンネルを行く。途中、県道27号を踏切で越える。このあたりにかつて相模金谷仮乗降場があり、戦時中、工員輸送にあたったが終戦により廃止となった。

  空中写真より

1963
国土地理院 地図・空中写真閲覧サービス MKT637-C20-12を加工)駅周辺には住宅が増え、やがて汐見台、望洋台と呼ばれる高台の住宅地が形成されてゆく。駅舎とホームの間に側線が確認できるが、これは現在は線路に沿って細長い駐車場となっている。

 Google Map

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【東日本旅客鉄道 横須賀線】大船--北鎌倉--鎌倉--逗子--東逗子--田浦--横須賀--衣笠--久里浜

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