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逗子

ずし Zushi

逗子駅 逗子駅

  • 東日本旅客鉄道 横須賀線

鎌倉(3.9km)当駅(2.0km)東逗子

<駅DATA>
所在地神奈川県逗子市
開業1889(明治22)年
乗車人員(日)20,786人(2020)
駅構造地上駅
ホーム2面3線
<撮影DATA>
登録##00015
撮影日2012/5/27, 2017/7/2
区分
撮影枚数83 

2012

2017*1

※画像はクリックで拡大します。

 駅名標

 神奈川県逗子市に所在する、東日本旅客鉄道・横須賀線の駅。開業は1889(明治22)年、官設鉄道大船~横須賀開通時。ローマ字表記”Zushi"は、国内全駅を ABC順に並べると最後に登場する駅。

*1「ず」から始まる駅名も当駅のみ。

 東口のようすと東改札

 メインの東口。 バスの発着はこちら東口からのみ。 逗子市は人口5.7万。「逗子」という地名は もともとこの地域の村のひとつを指したが1889年に官営鉄道が当駅名を「逗子」とすると地名も逗子町、逗子市と追随して現在にいたる。
 一日の乗車人員はコロナ禍の2020(令和2)年で20,786人だったが、2019年は28,798人。1995(平成7)年が28,155人だから、ここ25年、ほぼ増減なし。

改札口とは離れ、3階建ての駅舎が東側に。1969年に改築の3代目とのこと。1Fには店舗が入る。

大きなバスターミナルを擁する。すべて京急グループのバスの運行。周辺の住宅街へ向かう路線が多いが、鉄道がない三浦半島西岸への路線も本数が多い。タクシープールもこちら。

逗子海岸、逗子マリーナなどで知られる観光都市。東口駅前の県道24号はよく渋滞する。駅周辺は大船や藤沢が近いため、商業地としては鎌倉同様ややおとなしめ。

東口の西側には改札口と車寄せが。多くの車が進入してくる。

*1駅の北側は急斜面で平地がほぼない。 背後のマンションは築50年に喃々とするが見晴らしがよいと評判。

*1東口改札前。京急の逗子・葉山駅は南に約300m。定期に限り連絡駅扱いとなる。

*1逗子・葉山駅の乗車人員は12,489人だから、およそ2.5倍の違いがある。「太陽が生まれたハーフマイルビーチ」。これは逗子市の観光キャッチフレーズ。

*1東口改札内より改札口を見る。1番ホームと直結している。

休日の午後、賑わいをみせる東改札。 

 西口のようす

 現在の西出入口は、橋上の連絡通路が完成した2007(平成19)年にやや東側にあったものを移転して設置された。

幅の狭い出入口が県道205号に隣接して設置されている。

出入口階段は写真の反対側にもある。駅の北側は崖しかないが、戸建ての住宅がわずかな平地に密集している。

西口の小さな改札。2007年、旧跨線橋のやや大船寄りにできた。(地図上は明らかに北にあるが、なぜか西口と呼ぶ。)

 ホーム(2面3線)

ホームは2面3線で、駅舎側の1番ホームは単式で上り電車のみの発着だが、西側の島式ホームの2,3番ホームは上下の電車が使用する。

*1ホームには跨線橋が2本かかる。1本は前出の改札のある新しいもので、もうひとつは写真の大船方のホーム間連絡用。

*1ホームは2面3線。1番線は上り東京方面。

*11番線中ほどから大船方向。 古い上屋はかなり年季の入ったもので、見ていて不安になるほど(笑) 奥にホーム間連絡跨線橋が見える。

1番線久里浜方ホーム端より 大船方面を撮影。湘南新宿ラインはすべて当駅を起点、終点とする。

*11番線中ほどから久里浜方向を撮影。日中、横須賀線はほとんどが当駅止まりとなり、当駅~久里浜間の区間列車が設定されている。運行本数もぐっと減り、4両編成となるものも。

かわって山側は2,3番線。 下り久里浜方面の電車のほか、当駅始発などの上り電車も入線する。やや大船方から久里浜方面を撮影。こちら3番線で、右隣りが2番線。

2,3番線を久里浜方ホーム端より大船方向。これより久里浜まではホーム長が短くなるため15両編成のうち付属編成の4両を切り離す。 上りは当駅で付属編成を連結する。

*12,3番線ホーム中ほど、西改札のある橋上通路付近から久里浜方向。当駅での増解結には長いと10分以上の停車時間が発生する。それがなくても時間調整で停車時間が長い。

*1前葉を逆に撮影したもの。 朝夕は3~5分毎で運転されラッシュに対応するが、日中は1時間に4本程度。当駅~久里浜の区間運転は3本となり、ダイヤの濃い薄いが極端。

3番線を大船方面に向かって撮影。右の線路は電車留置に使用されるが、後述の甲種回送、つまり新製され輸送される列車の留置にも使われる。

 下り久里浜方面

次駅は3.9kmで東逗子。付属編成を切り離し、最長11両編成と身軽になる。

2,3番ホーム久里浜方ホーム端より。

前出の増解結に使用するため、この先たくさんの電留線がある。

久里浜方にある歩行者用跨線橋から久里浜方面。左の線路はやがて左に別れ、京急逗子線に合流する。金沢文庫にある総合車両製作所で新製された列車を当駅まで運び込み、各鉄道会社へ輸送するためである。

 上り大船方面

 次駅は鎌倉でで3.9km先に。「太陽が生まれたハーフマイルビーチ」の、有名な逗子海岸へは西南へ800mほど。

2,3番線ホーム端より大船方面。路線は三浦半島の内陸部を走るため、田浦~横須賀間以外で海を見ることはない。

  空中写真より

1977
(国土地理院 地図・空中写真閲覧サービス CKT771-C27-6 を加工)東西の連絡通路が現在の位置より西側に設置されている。現在の位置に移動してきたのが2007年。東口のバスターミナルや車寄せの形状が現在とは大きく異なる。右下に見えるのはこの当時京浜逗子という名称の、現在の逗子・葉山駅。

 Google Map

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  ギャラリー

*1

*1旧跨線橋は2007年に撤去されたが、その支柱を1番線の新跨線橋下に保存展示してある。明治32年 鐵道作業局の刻印がある。


【東日本旅客鉄道 横須賀線】大船--北鎌倉--鎌倉--逗子--東逗子--田浦--横須賀--衣笠--久里浜

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