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伊豆急下田

いずきゅうしもだ Izukyu-Shimoda

伊豆急下田駅 伊豆急下田駅

終着駅中部の駅百選

  • 伊豆急行 伊豆急行線

蓮台寺(2.3km)当駅

<駅DATA>
所在地静岡県下田市
開業1961(昭和36)年
乗車人員(日)1,625人(2019)
駅構造地上駅
ホーム2面3線
<撮影DATA>
登録##00199
撮影日2012/12/8
区分甲II
撮影枚数41

2012

※画像はクリックで拡大します。

 駅名標

伊豆急行の終着駅。「開港の歴史に彩られ、近代日本に黎明をもたらした港と海と山に囲まれた、いで湯の町」とは下田市民憲章から。その代表駅。開業は1961(昭和36)年、路線開通時。道路事情がいまひとつよくなかった伊豆半島にあって、鉄道は交通手段の独壇場だったが、近年、縦貫する高速道路の整備により、その立ち位置は必ずしも安泰ではなくなってきている。

「伊豆〇〇」という駅名が多い当路線だが、当駅は社名を冠する。

 駅舎とその周辺

後述する出口専用改札には南出入口が至近で、タクシーは南側のロータリーで待機している。東出入口は入場改札に近く、一般車の車寄せに利用され、バス発着場は南・東どちらにも至近で利用しやすい。

夕陽を受けた寝姿山をバックに南側出入口付近を撮影。山頂にはロープウェイで。

後述するが、当駅は改札が入口出口で別になっており、南側は出口専用。タクシーが多数待機して賑やか。

駅の西側に出入口はない。
留置線に電車が憩う。

東側駅前のロータリー。

ロータリーは送迎専用。写ってないが写真左には足湯も。

観光客のお帰りはこちら東側出入口より。

 駅構内、改札口

お土産物などの店舗が居並ぶ駅構内は屋根が高く広々。一日の乗車人員はコロナ以前の2019年は1,625人だったが、2020年には871人と大きく落ち込んだ。

広々とした駅構内。私鉄駅でも観光地ならではの「駅弁」の販売もあり、看板が出ている。

土産物屋などの売店が複数見られる。奥に見えるのが「入口専用」の改札口。

逆に改札側から出入口方向を撮影。天窓があり、昼間は陽光が差し込む。

自動券売機と対面のきっぷ売り場が同居。

ガラス扉のある入場専用の改札口。列車別改札で15分前から改札を始める。

入線する列車のアナウンスをしているのだろうか。

かわって南側にある出場専用改札。関所をかたどったデザイン。

ラッチが黒船を模していて面白い。出たら振り返らないと見えないね(笑)

 ホーム(2面3線)

ホームは頭端式の2面3線。終着駅の雰囲気は満点。西側に留置線を3本持ち、特急電車などが次の運用までしばし憩う姿が見える。

中央の2番ホームを挟み、左3番、右が1番ホーム。

2番線からホーム頭端方向を撮影。

伊豆急は以前は自社製の車両を使用していたが、ここ近年はJRや東急のお古を多く導入している。

左、1番線。このホーム2番線。鉄道が下田に達したのは1961年と、ほんの60年ほど前のこと。

JRの特急電車が1番線と留置線に入線。特急電車は1969年から走り始め、いまも人気が高く、週末は混雑する。

3番線は普通列車しか使用しない。左のトマソン的な建物が気になる(笑)

頭端式ホームの先にはすぐ出口専用の改札が。

2番ホーム伊東方より頭端部に向かい。

2番ホーム頭端部付近より。右1番はおもに特急専用。この車両もすでに2020年に全車引退している。

どちらも大ベテラン車両。ライバルに打ち勝つため、続々と新型車両を投入している線区もあるが、伊豆はまだまだ鉄道の天下。

1番線に停車する特急「踊り子」号。この当時は主力車両だったが、現在はすべて引退している。

 上り伊東方面

次駅は2.3km北へ進み蓮台寺。

伊東方面を撮影。ホームへ続く3線、電留線へ続く3線が複雑に絡み合い、分岐する。

 Google Map

【伊豆急行 伊豆急行線】 伊東--南伊東--川奈--富戸--城ヶ崎海岸--伊豆高原--伊豆大川--伊豆北川--伊豆熱川--片瀬白田--伊豆稲取--今井浜海岸--河津--稲梓--蓮台寺--伊豆急下田

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