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稲梓

いなずさ Inazusa

稲梓駅 稲梓駅

秘境駅

  • 伊豆急行 伊豆急行線

河津(5.4km)当駅(2.7km)蓮台寺

<駅DATA>
所在地静岡県下田市
開業1961(昭和36)年
乗車人員(日)25人(2019)
駅構造地上駅
ホーム1面2線
その他秘境駅ランキング:185位(2021)
<撮影DATA>
登録##00197
撮影日2012/12/8
区分甲II
撮影枚数36

2012

※画像はクリックで拡大します。

 駅名標

静岡県下田市に所在。伊豆急行線の駅。開業は路線開設時の1961(昭和36)年。上り次駅の河津との間に全長2,796mの谷津トンネルがあり、これは開通時、全国で3番目に長い私鉄のトンネルだった。本来は河津を出て東の海岸沿いを進むルートの予定だったが、東急vs西武の縄張り争いにより、山側を長大トンネルで貫通するルートを取らざるを得なくなってしまった。そんな山間部にぽつんと佇む秘境駅である。

谷津トンネルはもちろん、伊豆急行線内では最長のトンネル。

 駅舎とその周辺

国道414号から東へ分岐する県道(河津下田線)からさらに1本道路を入った小集落の高台に立地する。周囲に民家が散在しており、秘境というにはやや憚りがある。

2012(平成24)年に無人化。

駅名表記も当時のままか。

当時は工事中だったのか、何を工事しているのかよくわからないが。

細い坂道を登って駅に到達。バリアフリー工事のように見えなくもないが、違うと思う(笑)

東側の山の斜面。荘厳な雰囲気でいいね。

シャッターが下りている部分は 券売の窓口だったようだ。

 改札付近

一日の乗車人員は24人(2018)で、20年前の2000(平成12)年には79人を数えていた。

出入口を正面から。

ICカード改札機が設置されている。

改札付近をホーム側より。シャッターが下りたままでこんなに寂しいものなのか。

 ホーム(島式1面2線)

電車は1時間に1~2本で、特急はすべて通過。構内踏切が駅舎とホームを連絡している。西(崖)側が2番線で上り伊東方面、東側が1番線で下り下田方面とされているが、2番線側を直線とする1線スルー構造で、交換がない場合は列車は上下とも2番ホームに優先して入線する。

下田方ホーム端の構内踏切より伊東方向を見る。

1番線下田寄りから伊東方向を見る。

ホーム中ほどのみに上屋がかかる。伊東方面。

1番線ホーム中ほどより伊東方面を撮影。

前葉ほぼ同位置から1番線下田方向を撮影。

1番線ホーム中ほどより下田方向を撮影。特急電車が通過する。

2番線やや伊東寄りから伊東方面を撮影。

谷戸の地形の平地部部には民家が数軒連なる。秘境と言うにはどうなのか。

2番線下田寄り、構内踏切方向を見る。

2番線はレールが真っすぐ延びる一線スルー構造。

 下り伊豆急下田方面

次駅は蓮台寺で2.7km南に。「天城越え」国道414号と並走して下田市街へ入る。

一線スルーの2番線側を下り電車が去ってゆく。

 上り伊東方面

 次駅は河津5.4km先。間もなく谷津トンネルに入っていく。

西武との「伊豆戦争」に敗れ、長大なトンネルを掘らざるを得なくなった。

山岳地帯に分け入る。本来なら白浜の美しい海岸が見えるはずだった。

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【伊豆急行 伊豆急行線】 伊東--南伊東--川奈--富戸--城ヶ崎海岸--伊豆高原--伊豆大川--伊豆北川--伊豆熱川--片瀬白田--伊豆稲取--今井浜海岸--河津--稲梓--蓮台寺--伊豆急下田

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