2012
※画像はクリックで拡大します。
駅名標
静岡県伊東市に所在する、伊豆急行の駅。城ヶ崎海岸は有名な門脇吊橋のある景勝地だが、「海岸」には1kmほど離れた高台に位置する。ほとんどの駅が路線開通時の1961(昭和36)年開業だが、当駅は遅れて1972(昭和47)年。中部の駅百選の選定駅で、次駅伊豆高原と隣り合った両駅で選出されている。
2021年に終日無人化。
ログハウスの駅舎はカナダ産の杉で
1991(平成3)年に駅舎をログハウス風に改築。カナダ杉を使った木造建築は伊豆急開通30周年を記念したもの。
駅舎全景を東側駅前より。
わずかに、わずかに水平線が見える。タクシーの待機する東側駅前はやや広いスペースがあり、バスが発着する。
中部の駅百選の選定駅。選定ポイントは言うまでもなくこのログハウス造りの駅舎。
開通30年の記念事業で改築されたと、謂れが記されている。バブリーな頃のお話(笑)
駅舎、改札へは階段とスロープを利用する。こちら階段利用で。
スロープは駅北側から駅舎へアプローチ。
トイレがなんかウエスタン調(笑)
駅出入口。丸太のご案内看板はこの位置。
西側の出入口付近
跨線橋が渡された西側にも出入口が設置されている。
駐車スペースなのか、広場がある。
跨線橋を渡って東側の駅舎に到達する。
駅舎内と改札口のようす
一日の乗車人員はコロナ前の2019年で359人。写真当時の2012年は有人駅で、売店、喫茶店があったが現在は営業終了。2021(令和3)年にはついに終日無人駅となった。
駅舎内のスペースには木製の机や椅子が置かれる。階段を上がるとこの当時は売店、喫茶店がある。
ICカード改札機のある改札口。
窓口も現在は閉鎖なのだろう。終日無人駅になったのは2021(令和3)年。
長いスロープだがしっかりバリアフリーを達成して「名駅舎」の面目躍如。
ホーム(単式1面1線)
特急電車はすべて通過し、普通電車のみが停車する。下りは9時台、上りは6時台に3本/時となるが、それ以外は1,2本/時の運行。
西側出入口に至る連絡橋から伊東方向にホームを俯瞰する。
ここまであがれば、相模灘の水平線がわずかに確認できる。
ホームは1面1線。ログハウス風の上屋が立派。下田方ホーム端近くより駅舎方向を。
逆に伊東方ホーム端近くから駅舎、下田方向。
前葉より少し寄る。西側出入口の跨線橋がここ。
西側の駐車スペースよりホーム中間部を撮影。この高さだと海は見えず。
駅出入口付近よりホームを伊東方向に俯瞰する。
上り伊東方面
次駅は富戸で2.4kmの駅間。
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下り伊豆急下田方面
次駅は伊豆高原で、伊豆急行本社と車両基地がある。駅間は2.0km。ホーム端には「ぽっぽの湯」という足湯が設置されており、10時~19時の営業だったが、無人化以降は休止中である。
も少し景色がいいとよろしいですな。
テツにはたまらんロケーション。
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