多賀大社前
たがたいしゃまえ Tagataishamae
<駅DATA>
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所在地 | 滋賀県犬上郡多賀町 |
開業 | 1914(大正3)年 |
乗車人員(日) | 226人(2015) ※降車客含む。 |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 3面2線 |
駅名変遷 | 多賀(1998) |
<撮影DATA> |
登録# | #02063 |
撮影日 | 2018/4/21 |
区分 | 戊II |
撮影枚数 | 43 |
2018
駅名標
滋賀県犬上郡多賀町に所在する、近江鉄道多賀線の終着駅。開業は1914(大正3)年、同路線開業時。「お多賀さん」多賀神社の最寄駅で、約10分ほどに位置する。駅舎は他駅同様、コミュニティハウス併設で、2002年にリニューアルされた。
多賀町唯一の鉄道駅だが、鉄道線は他に町内を近江鉄道本線、東海道新幹線が通過する。
駅全景とその周辺
駅前に鳥居があり、神社へは参道を抜け東に徒歩10分ほどの場所にある。駅出入口は南側のみだが、タクシープールを持つ広々としたもの。
いわゆる「大社造り」を前面に出したデザイン。
神社へは参道を抜け約10分ほど。
参道が石畳で舗装されている。
近江地獄めぐりはこの叶多賀門から。結び切りかいリピート客には期待しないとか(笑)
駅前と大鳥居を西側の道路から。
駅舎出入口。丸ポストが設置されている。バスは湖国バスの運行で工業団地や彦根市街を連絡する。
駅舎の東半分、正面より右側はコミュニティハウスとなっており、観光案内所も置かれ、地元特産品の販売などで賑わいを見せていた。
駅舎内のようす
一日の平均利用客数は226人(2015)。
改札口を改札内より。整然として好印象を受ける。
さきのコミュニティハウスへの出入口がこちら。観光案内所が置かれる。
改札内より改札口を見る。当駅は終日駅員無配置。無人駅で、右側の駅窓口にシャッターが下りているのが残念。
1番ホーム終端付近にある臨時改札口。多客期に活躍するのだろう。
ホーム(2面3線)
頭端式のホームは3面2線の構造。電車は日中は1本/時で、高宮行きの区間運転。平日は8時台に3本、朝夕に2本の電車がある。始発は6:07、終電は22:49で、ともに彦根行き。
右が駅舎直結の1番ホーム、その左が2番。さらに左が、表示はないが3番ホームなのか。電車は平日8~10時台に2番ホームからの発着があるが、以外の時間はすべて駅舎側1番より。
1番ホーム改札口付近より頭端方向。横須賀線横須賀駅のように、当駅もホームまで段差なしで到達できる構造となっている。
1番ホームの頭端部近くより。
1番ホーム頭端部より高宮方向を見る。
かわって2番ホーム頭端部より高宮方面。前出のとおり、このホームへ入線し発車する電車は平日の午前の3本のみ。
2番ホームの頭端部。この右のホームは3番なのだろうが、表示はない。
2番ホームやや高宮方改札口付近より頭端部方向。2,3番ホームはお正月とか多客期には威力を発揮しそうだ。
「3番目」のホームは駅構内北側に。上屋もない簡素なもので通常は使用されない。
そのホームの高宮方ホーム端より頭端部方向。
「3番」ホームより駅舎正面を見る。
上り高宮方面
次駅は1.7km先にスクリーンだが、開業当初より戦中まで土田駅が0.6km先に存在した。1943(昭和18)年休止、1953(昭和28)年に正式に廃止となった。
左が1番ホームで右が2番ホーム。電車は2番の南側ホームにつねに入線するが、平日午前の3本のみ2番ホーム北側に入線する。
空中写真より
(国土地理院 地図・空中写真閲覧サービス MKK615-C13-6321 を加工)旧土田駅と当駅間でキリンビール滋賀工場と住友セメント多賀工場への専用線が分岐していたが、現在はともに廃止となっている。写真左の緑深いあたりが多賀大社。
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