2023
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広島県庄原市にある秘境駅。取材済みの秘境駅では野岩鉄道・男鹿高原のランキング16位に次ぐ19位。駅前に民家が一軒あるが、その他は人の気配をまったく感じられない。一日の乗車人員は、もう何年もゼロである。
駅名標。
取材時、土砂災害で鉄道は運休中だった。
それでも花が飾られ、列車は来なくとも、駅の機能は失われず。
民家らしき建物は駅前の一軒家のみ。
駅は県道450号の三叉路を西に折れて進む。帰路、ここで軽く脱輪してリアのサスペンションを痛める。
成羽川を渡って、斜面を少し進む。走行に支障はないが、これでは車検は通らないとのことで、修理費が５マソかかった泣。
やがて駅が見えてくる。民家の庭先にホームがある感じ。
登ってきた斜面を振り返る。
開設は1955(昭和30)年。開業当初より無人駅。平日の列車は上下とも、わずかに３往復。JR西日本では次に廃止になる予定の区間に置かれている。
ホーム出入口はこちら。
ホームは単式1線。民家が一軒。もう一家専用駅みたいな(笑)
広島方、ホーム出入口より新見方向。
逆に新見方より広島方向。待合室が見える。
待合室。秘境駅であればあるほど、マニアの熱量は高く、むしろ活気を感じる。
掲示物も整然と。この路線、駅を失いたくない━━━。健気な演出が逆に胸をうつ。
缶バッジはいただいて帰りました。
古びた、瓦屋根の便所。
次駅は備後八幡で、南に3.7km。
成羽川沿いを進む。
次駅は小奴可で4.6km北に。
やはり成羽川に沿い、蛇行して進む。
1976
（国土地理院 地図・空中写真閲覧サービス CCG768-C3B-11 を加工） 細部が少しづつ、現在とは異なる。そこに人が住んでいるのなら、少なからず住みやすく、利便性が向上してゆかねばならない。
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【西日本旅客鉄道 芸備線】 備中神代--坂根--市岡--矢神--野馳--東城--備後八幡--内名--小奴可--道後山--備後落合--比婆山--備後西城--平子--高--備後庄原--備後三日市--七塚--山ノ内--下和知--塩町--神杉--八次--三次--西三次--志和地--上川立--甲立--吉田口--向原--井原市--志和口--上三田--中三田--白木山--狩留家--上深川--中深川--下深川--玖村--安芸矢口--戸坂--矢賀--広島